僕は今、とても残念に感じています。
それは、「ウェブセールスライティング習得ハンドブック+レビュー」と検索してみると、しっかりとしたレビューが載っているものが、驚くほど少ない状況だったからです。
結論からいってしまうと、「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」は本当におすすめしたい本です。これほどセールスコピーライティングについて体系的に説明している本を僕は知りません。
けれども、レビューの中には、「イマイチだなあ・・・」と書かれているものもありました。
素晴らしい本であるのに、なぜ「悪い評価」と「良い評価」の両極端に別れたレビューがあるのでしょうか?
その理由についてなんとなくですが分かりましたので、まずはそのことについて紹介していきます。
ウェブセールスライティング習得ハンドブックを悪く評価される理由を分析してみた
まず、こちらが「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」をそんなに良くないと言っている方たちのレビューです。
★☆☆☆☆(5つ星のうち1.0)
単に専門用語を解説しているだけの本
単に専門用語を並べて「○○とは○○と言う事です」程度しか書いてない。あとこの本には実際に著者が作成したDMやチラシ、メール、ホームページなどの作例は一切無い。多分、この本を買おうとしている人はそう言う物を作りたい人ではないでしょうか?
★☆☆☆☆(5つ星のうち1.0)
高評価のコメントはすべてサクラ
ステルスマーケティング。
高評価のコメントはすべてサクラですね。
★★☆☆☆(5つ星のうち2.0)
素人にもう少しわかりやすくして欲しい。
内容は順を追い、細かく説明されていて良心的だと思った。でも、カタカナの専門用語が多くてわかり辛い。巻末に用語説明をまとめて載せて貰えると前ページに戻って意味を探さなくても良くて便利と思った。
こんな感じで、Amazonレビューだと結構ひどく書かれてますね。
で、否定的ととれる意見はざっくり言って以下の5つに分かれます。
- 専門用語の説明をしているだけなのではないか
- 素人には難しすぎる
- 実例が載っていない
- いい評価を書いている人はサクラじゃないの?
- 本を購入した後に、高い商品を買うように売り込みされる
ここで上がっている5つの意見に対して、僕個人の考えを書いていきます。
悪い意見に対する僕の見解
まずは、
- 専門用語の説明をしているだけなのではないか
- 素人には難しすぎる
についての見解です。
このように悪いレビューが出てしまっている一番の大きな原因は「読者」と「著者」のミスマッチによることが考えられます。
「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」は、セールスライターに本気でなりたいと思っている人や、セールスレター(縦に長いWebページ)を書けるようになりたいと持っている人のための本です。
本の内容は「ブログを書く方法や、魅力的な文章を作る方法」ではなく、「セールスレターを書くための方法」について書かれています。
ですから、「アフィリエイトのブログで役立てたい」「これを読んで勉強すれば稼げる」「文章を上手く書けるようになりたい」などと考えている人が読んでしまうと、この本は思っていたのと違うということになります。
(もしブログやアフィリエイトをするのに、人の心を揺さぶる文章を書きたいと思っているのであれば、こちらの本よりも「現代広告の心理技術101」という本の方がとても役に立ちます。)
そして、こういった自分の必要としているものと違ったということが原因で、①専門用語の説明をしているだけなのではないか、②素人には難しすぎるというようなレビューに繋がったのだと考えられます。
そもそも、こちらの本ではセールスライティングを書く方法については、ほぼ網羅されていると思います。
中身がどれだけ詰まっている本であるかということは、僕が作ったこちらのマインドマップを確認してもらえれば分かるのではないかと思います。(中身がほぼないペラペラの本だったら、マインドマップを作ろうとなんて思いません)
こちらのマインドマップを見ると分かるように、こちらの本では初心者向けの初歩の初歩から、それ以降の発展的した内容まで書かれています。
ですから、この本が難しすぎると書いているような方は勉強不足であると言えると思います。
実例が載っていない
「実例が載っていない・・・」というレビューがありました。この本には、確かに実際のセールスライティング例は載せられていません。
けれども、Googleでダイレクト出版のサービスやサイトを検索すると、”実例”についてはいくらでも見つけることができます。
ダイレクト出版自体が、セールスライティングというこの手法を使って、商品を売りだしている会社なので、事例が載っていないというレビューについてはあんまり気にしなくてよいかな…と僕は思いました。
いい評価を書いている人はサクラじゃないの?
ダイレクト出版がサクラを使っていたり、ステマをしていたりするか否かについて、僕には分からないことです。
けれども、実際にこの本を読んでみで、この本がとても素晴らしいということは分かりました。
しかも、こちらの商品はダイレクト出版の”看板商品”ですよ?
看板商品は、「集客するための商品」とも言われていて、お客さんに最初に手にとっていただく商品です。
この看板商品が微妙だったらダイレクト出版の信用が一気に落ちます。そして、そのようなバカなことをダイレクト出版さんがするはずありません。
ですので、この看板商品である『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』は、著者の寺本さんが本気で書いた素晴らしい本だと思います。
本を購入した後に、高い商品を買うように売り込みされるのが嫌
「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」を買うと、高額な「12週間セールスライティング通信講座 」という商材の紹介を受けます。
レビューには、「高額商品をセールスするなんて、結局売り込みかよ!」と気分を害した方もいました。
けれども、僕自身の考えとしては、高額商品自体は悪いものではないと思っています。ただし、”高いお金を払うだけの価値がその商品にあれば”という条件付きです。
役に立たない情報を高額で販売しているのなら、流石にあり得ないことですが、優れた商品を高額で販売しているのでしたら、特になんの問題もないのではないかと思います。
例えば、あなたが、家を買う場合、「家を購入するのに数千万は高すぎる!そんな高額なのはありえない!」 と怒ったりしないですよね?
それは、その家にはそれだけの価値があると考えているからです。
これと同じで、その物自体に価値があるのでれば、どれだけ値段が高くても別に問題はないと思います(紹介されても買うかどうかは本人の自由ですしね)。
ちなみに、こちらの「12週間セールスライティング通信講座 」はいわゆるバックエンドと言われていて、利益を生み出すための商材です。
商品は大きくわけて2種類で、フロントエンドとバックエンドがあります。
それぞれの役割や特徴は次のようになります。
- フロントエンド…金額が安い/集客商材
- バックエンド…金額が高い/利益を生み出す商材
今回でいうと、
- フロントエンド(集客商材):「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」
- バックエンド(利益を出す商材):「12週間セールスライティング通信講座 」
ということです。
まあ、購入するかしないか本人次第ではありますが、高額商品の紹介があるということは、頭に入れておいてください。
そして、そのような判断に迷った時は、その時の気分で決めることなく、冷静に考えて判断しましょう。
ウェブセールスライティング習得ハンドブックが駄作だと思うならセールスライターは向いてない
今まで、セールスレターを書くのであれば、「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」は絶対に一度は読んだ方が良い本だと伝えてきました。
ここだけの話、「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」はあまりよくないと言っているようなセールスライターの方は信じない方が良いように思います。また、ウェブセールスライティング習得ハンドブックを駄作だと思うなら、残念ですがその人はセールスライターには向いていないので、プロのセールスライターになるのは諦めた方が賢明です。
僕はこれまでに
- ダン・ケネディ
- ジョセフ・シュガーマン
- ジョン・カールトン
- 神田昌典
- ロバート・コリアー
- ビル・グレイザー
- ジョン・ケープルズ
- デイビッド・オグルヴィ
など、一流のコピーライターの音声・セミナー・その方が書いた書籍などでマーケティングやセールスライティングについて学んできました。さらに、マーケティング会社で2年間働いていた経験もあります。
いろいろと学んだ上で、「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」を読むと、論理立て、いかに分かりやすくまとめられているのかがよく分かります。
第5章の「リサーチのやり方」については特に秀逸です。
セールスライターもどきの人がよくセールスコピーの書き方について情報商材で教えていたりしますが、リサーチのやり方についてはしっかりレクチャーしてくれていない方がかなり多いです。
理由は言わずとも想像できますよね?
それはこの方が実際にはセールスレターをほとんど書いたことがないからです。(もし書いていたとしてもワンパターンになってしまっているからです)
この「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」の中では、
- リサーチにはどのくらいの時間をかけるか?
- どのような順番で何についてリサーチするか?
- リサーチはどうなったら終わりでOKなのか?
というようなことが詳しく書いてあります。
ですから、もしセールスレターを書き始めるときは、この本を机の横に置き、本を見ながら書いていくようにするとよいです。
ウェブセールスライティング習得ハンドブックは初心者にこそおすすめの本
「ウェブセールスライティング習得ハンドブックって、セールスライターを本気で目指すような方むけのものなのですね…」と残念に思った方もいるかもしれませんが、安心してください。
この本はセールスライティングに興味を持ち始めたくらいの方にとっても、オススメできるものです。いや、実は初心者にこそ本当におすすめの本なのです。
なぜなら、セールスライティングについての全体像が理解できますし、用語の解説もしっかりとされているものだからです。
セールスライティングについてどんどん学んでいくほど、マーケティングの重要性について分かってきます。
そして、こちらの本では、「マーケティングのうちの1つがセールスライティングである」という全体像についてしっかりと分からせてくれています。
また、ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の基本の単語などの解説もされているため、だいたいのことはこの本を読めば理解できます。
それと、レビューで「専門用語ばかり使われていて難しい」と言っている方がいましたが、そのような文句を言っている暇があるのなら、ググった方が早くないですか?(笑)
まとめ
ここまで「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」について詳しく説明してきました。結論、以下のような人には、この本はおすすめしません。
- ブログを上手く書けるようになりたい
- アフィリエイトで報酬を得たい
- 人を惹きつけるよう文章を書けるようになりたい
上記のように思っているのであれば、「ウェブセールスライティング習得ハンドブック」ではなく、「現代広告の心理技術101」の方をオススメします。
けれども、
- セールスライターになりたい
- セールスライティングに興味を持っている
- セールスレターを書いてみたい
と思っている方は、購入して読む価値はかなりあると思います。
これについては、コピーライティングの本、教材、セミナーを今まで100以上体験してきた僕が保証します。
ちなみにこの本が売れたときに、アフィリエイト報酬を手に入れたいから、本をべた褒めしているわけではありませんよ。
そもそも、数千円で自分自身の信頼を売りさばくような、アホなこといたしません・・・。
ちょっとしたセールスライターの先輩として、お勧めできる藻だと本気で思うから、そのようにお伝えしているだけです。
こちらの本はAmazonでも購入可能ですが、こちらの公式サイトで購入したほうがお得です。
その理由は、次の2つです。
- 30日間の返金保証がついていること
- メルマガやステップメールを参考にできること
まず1つ目についてですが、返金保証がついていることで、リスクなしで本を購入できます。
「ほんと使えない本だな…」と思ったら返金保証をすれば良いのですから。
そして2つ目のメルマガやステップメールを参考にすることができるについてです。
ここまで読んでいただいている方は、ほとんどの方がセールスライティングに興味を持っている方だと思います。
セールスライティングの仕事をしていく上で、メルマガを書くことということはとても重要です。なぜならメルマガを書くことは見込み客(リスト)との信頼関係を築いていくことになるからです。
そして、このステップメールやメルマガでセールスをすることができるようになると、セールスライターとしてかなりの引っ張りだこ状態になります。
ですから、公式サイトから本を購入し、毎日送られてくるメルマガや、セールスのメルマガを読んで勉強してみることをお勧めします。このメルマガ自体やメルマガで紹介されているような商品ページで、たくさんの実例を見ることもできます。
もちろん、必要がなければメルマガの解除はすぐにできるので、そんなに身構えることはないですが、勉強題材としてよい物であると僕は思うので、公式サイトからの購入が僕はお勧めだと思います。
公式サイトに載っているセールス動画では、セールスライティングについての解説をしているので、購入する前にチェックしてみてはどうでしょうか?それでは、記事が参考になれば幸いです。